スタッフ紹介

ご挨拶

はじめまして、ほんだ矯正歯科クリニック院長の本田康文です。

私は、高校卒業後、岐阜で6年間大学生活を送り、その後広島で歯科矯正学を専門に11年間学ばせて頂きました。

大阪を離れて久しいですが、この度たくさんの方々のご協力のもと、地元の貝塚市にて開院させて頂くこととなりました。

これまでの、あるいは今でも、皆様の矯正歯科治療に対する認識としては、装置が目立つ、痛い、時間がかかる、高額であることなどが挙げられると思います。とくに装置については審美的ではなく、映画などでもマイナスのイメージで描写されているようです。しかしながら、最近ではミュージシャンやスポーツ選手が矯正歯科治療をしているのをテレビでもよく目にするようになり、皆様の矯正歯科治療に対する認識が変化してきているように感じております。これと同じくして、ここ数年で審美的な装置や個人差はありますが痛みが比較的少ない装置なども数多く普及し、矯正歯科治療もどんどん変化してきております。

そのため、皆様に少しでも多く矯正歯科治療のことを理解して頂くとともに、新しいことや大学で学ばせて頂いたことを、様々な形で皆様に提供できるように努力していきたいと思っております。

また、当院では治療前から治療中、治療後に至るまで、十分な説明をしていくことをモットーとし、皆様のご理解のもとに安心して治療を受けて頂けるように心がけていきます。

歯並びを気にされている方は是非、相談にお越し下さい。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。 

ほんだ矯正歯科クリニック院長の本田康文

院長経歴

本田康文
(ほんだこうぶん)
昭和45年生
大阪府貝塚市出身
日本矯正歯科学会認定医、博士(歯学)
平成元(1989)年3月帝塚山学院泉ヶ丘高等学校 卒業
平成2(1990)年4月朝日大学歯学部歯学科 入学
平成8(1996)年3月同 卒業
平成8(1996)年4月広島大学大学院歯学研究科歯学臨床系(歯科矯正学)博士課程 入学 (歯科矯正学講座所属)
平成12(2000)年3月同 卒業(学位取得)
平成12(2000)年4月~平成13(2001)年3月広島大学歯学部附属病院医員(研修医) (歯科矯正学講座所属)
平成13(2001)年4月~平成14(2002)年3月広島大学歯学部助手(歯科矯正学講座所属)
平成14(2002)年4月~平成19(2007)年3月広島大学大学院医歯薬学総合研究科助手(歯科矯正学講座所属)
平成19(2007)年10月ほんだ矯正歯科クリニック 開院

業績

【学位論文】

機械的負荷による関節軟骨破壊機序の解明:軟骨基質代謝およびMMP遺伝子発現様式の解析(2000年3月)

【主な論文発表】

The effects of high magnitude cyclic tensile load on cartilage matrix metabolism in cultured chondrocytes. European Journal of Cell Biology. 79: 601-609, 2000.

【主な受賞歴】

第6回 日本軟骨代謝学会賞(山本・新名賞)培養関節軟骨細胞代謝に対する過度の周期的伸張力の影響( 第15回 日本軟骨代謝学会(前橋テルサ)2002年3月8日(金), 9日(土)


 大学院時代には、過度な機械的負荷が関節に及ぼす影響について研究を行なってきましたが、実際の診療において、顎関節部にかなりの負担がかかっているケースは少なくありません。

 “出っ歯”というと“上の前歯が出ている”と思われる方が多いと思いますが、最近の子供は上の前歯が出ているケースもありますが、下顎が後方に位置していることにより相対的に“出っ歯”になっているケースも少なくありません。

 下顎が後方に位置している場合、顎関節部にはかなりの負担がかかっている可能性があり、関節円板の前方転位によるクリック(関節雑音)や、痛み、開口障害が生じることもあります。

 これまで研究してきたことから、一期治療ではできるだけ顎関節部に負担がかからない方向に下顎を誘導することを意識するようにしております。

 成人のケースでは緊密な咬合を構築することも大切ですが、キレイな噛み合わせをしているにもかかわらず、下顎の前方運動、左右への側方運動が制限され、顎関節部に負担がかかっている場合もあるように思われます。

 できるだけ顎関節部に負担がかからず、前方運動、側方運動がしやすいような咬合を構築できるように、これからも心がけていきたいと思います。